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予算議会に向けた市政懇談会に要望続々
日本共産党横浜市議団は3日、市の2022年度予算案の報告と、予算議会に向けて市民要望を聞く市政懇談会をオンラインで開催し、市民から63件の要望が寄せられました。
コロナ対策・山下ふ頭・花博・保育などの要望次々と
市内の医療機関関係者は、直近の発熱外来受診者の新型コロナ陽性率がおよそ7割となり、医療従事者のリスクが増え、手間も人手もかかっている実態を報告し、発熱外来の補助金を復活させて欲しいと要望。古谷やすひこ議員は「市健康福祉局に直接声を届ける」と応えました。
「山下ふ頭(中区)の再開発は自然を生かしたものに」という要望に、大貫のり夫市議は「民設民営が前提の計画を見直しさせるために、市が開始した市民意見募集に多くの声を寄せることが重要だ」と答えました。
2027年に開催予定の「国際園芸博覧会」は、地元の負担のかからないようにしてほしいという声に、みわ智恵美議員は「大きな借金を残して失敗した『開国博Y150』を繰り返してはならない。市民に過大な負担がかからないようにするべきだ」と答えました。
「医療的ケア児が保育園に入園できる環境を整えてほしい」という要望に北谷まり議員は、「社会全体で医療的ケア児の子育てを理解して協力していくことが必要不可欠。いただいた声が適切に反映されるよう議会内外で提案していく」と応じ、今回の予算案で医療的ケア児に対する予算が各局を跨ぎ制度が動いていることを紹介し、積極的に提案していくと示しました。
その他にも山中竹春市長の公約実現へ向けて、意見や応援メッセージも10件近く寄せられました。
市政を動かすのは市民の声
最後にあらき団長は、「国も地方自治も、どちらも一番大切なことは市民のくらし、福祉を良くすること。一方で大型開発等により、利権が絡み税金がどんどん使われることなどあってはならない。これからもチェック機能としてしっかりと判断していく」「市政を動かすのは市民の声」「双方向型の意見交換できる場をこれからもつくりたい」と述べて、閉会しました。懇談会の動画は市議団ホームページの「イターネットTV」で配信しています。