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阪万博は、会場整備費が1.5倍に
当初の1250億円から1850億円へ膨らみ更に…
11月6日付の神奈川新聞に、2025年大阪・関西万博の会場整備事業を巡り「入札不調が相次いでいる」との報道がありました。
原因は、資材価格沸騰の影響とみられ、当初想定していた予算を大幅に超えることが想定されます。大阪万博はすでに当初1250億円から約1.5倍の最大1850億円と膨らんでいます。更なる予算増が想定されます。
万博の2年後の2027年には、横浜で国際園芸博覧会=花博が開催され会場整備に、320億円を充てます。万博と花博では性格が異なりますが、万博と同様に会場整備費が膨らむことなどが懸念されます。
本場オランダの国際園芸博覧会
来場者目標の3分の1に止まる…
花博発祥のオランダで今年4月~10月に開催された2022年アルメーレ国際園芸博覧会は、農林水産省のホームページによると、
期間中の来場者は目標の200万人を大きく下回り、69万人だったと発表されています。オランダを視察した横浜市当局によると、質は良いものであったが、コロナの影響が大きかったと説明しています。
横浜花博は「市民がやって良かった」と思えるものに見直しを
オランダの花博は会場の面積60㌶に対して目標来場者数は200万人でした。一方、横浜の花博会場の面積80~100㌶で有料来場者目標1000万人です。オランダと比較してみても、
規模と入場者目標が大きすぎると考えます。党市議団は、市と国際園芸博覧会協会に対し、入場者目標の大幅な引き下げや、貴重な自然・地形を守る計画に見直すなど具体的な見直し求める提案・申し入れなど行ってきました。引き続き見直しを求めていきます。