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市会臨時会開催 北谷まり議員が
補正予算にたいする質疑に登壇
横浜市会では6月21日、臨時会が開かれ、国の物価高騰緊急対策に対応して山中竹春市長が組んだ補正予算案にたいして質疑が行われました。
日本共産党からは北谷まり議員が登壇し、党市議団が実施中の市民要望アンケートでコロナ禍と物価高騰で苦しい生活を訴える多数の声が届いていることを紹介、
現場調査も踏まえて山中市長等に質問しました。
保育園に支援を
物価高騰の影響は保育園でも深刻です。訪問した保育園では、これから夏を迎え、プールやエアコン使用による水道光熱費負担が心配、
給食の質を維持したまま保護者負担増とならない方法を思案していると訴えられました。北谷議員は、小中学校の給食食材費への補助に加えて保育園の水道光熱費や給食食材への支援が必要と主張。 山中市長は、「現在の原油価格・物価高騰により、保育所等も含め様々な分野に幅広く影響が及んでおり、必要な対策を今後検討していくと」応じました。
障害者にやさしく
北谷議員が伺った障害者の作業所では、菓子とコーヒーを販売しているが、材料費の高騰で、やむなく販売価格を値上げしたところ、売り上げが落ちてしまった。
コロナ禍で販売個所や機会が減っている。利用者の工賃・給料が下がることになると悩みが語られました。弱い立場の方がこれ以上の犠牲を強いることはあってはならないと、
作業所における食材や資材の購入に係る補助等、障害者福祉施設への支援を求めました。市長は、「地域作業所の運営等にも少なからず影響していると認識している。
現在、作業所で作られた商品の物販支援に力を入れているが、引き続き、どのような支援ができるのか、検討していく」と述べました。
定時制高校の学校給食の充実を
北谷議員は定時制高校夜間部も給食についても、多くの生徒が利用する給食にしていく必要があるとただしました。鯉渕教育長は、栄養バランスのとれた給食を選択してもらえるよう、
様々な機会を通じて食育を推進する、給食の魅力を伝えられるよう広報に力を入れ、必要とする生徒に適切に給食を提供できるよう努めると述べました。
9月議会で実現を
党市議団として、第二次の物価高騰対策に保育園や障害者施設、子ども食堂等へ支援策が盛り込まれるよう手だてを尽くします。