白井まさ子

しらい 正子

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日本共産党横浜市会議員
週刊「こんにちは白井まさ子です」

カジノ事業手続き 2か月延期決定 背景にIRカジノ事業者選定委員会 発足できず こんにちは2020.4.22号

2020年4月21日

こんにちは20.4.224月15日、林文子市長は、IRカジノについて、事業者に求める条件などをまとめた実施方針の公表時期を当初の6月から8月に延期すると表明しました。「新型コロナの感染拡大の状況を勘案した」と述べています。

IRカジノ事業者選定委員に 
誰も手をあげず

延期の要因はコロナの影響だけではありません。2月21日の市会本会議で自民・公明の賛成多数によってその設置を可決し、3月中にも発足をめざしたIRカジノの「事業者選定委員会」の人選が全く進んでいません。この選定委員会の目的には、事業者の選定に関すること以外に、実施方針の調査審議が含まれています。15日現在で、選定委員会の正式なメンバーは、一人も内定すらしていません。

横浜市は、4月30日の市会常任委員会で実施方針案の説明を行うとしていましたが、選定委員会で審議できないため、開催はとりやめとなりました。

IRカジノに対する市民の反対運動、「市長が勝手に決めるな」と是非を問う住民投票を求める運動の高まりの中で、多くの識者が選定委員会のメンバーになるのを躊躇していることが透けて見えます。

申請スケジュールは変えていない
世論を高めて断念させよう

今回の延期で、事業者公募・選定作業はずれますが、国の来年1月~7月としている自治体の整備計画の申請期限に間に合わせる方針は変えていません。4月に39人に増員されたIR推進室の体制もそのままです。党市議団は、3月24日に閉会した予算議会や、4月2日の緊急申入れで、IRカジノ誘致をきっぱりやめ、推進費4億円などをコロナ対策費などに振り向けるよう求めています。引き続き、市民と力を合わせて、横浜市が、カジノではなくコロナ対策などの施策に全力で取り組むよう強く働きかけていきます。

市が保育所の感染公表せず事業継続指示の問題 改善求める
保育士の新型コロナ感染を確認した横浜市内の保育園が、保護者に公表して休園しようとしたのに、市が保健所の調査が終わるまで公表せず、通常保育を行うよう求めたことが分かりました。この問題で、日本共産党市議団は4月16日、市こども青少年局に、国が示している保育所で感染者が出た場合の「市区町村は、当該保育所等の一部又は全部の臨時休園を速やかに判断すること」とした方針通りに対応するよう求めました。
市の対応者は、「明日か明後日にはそのような対応にならないよう、速やかに通知を全保育所に発出します」と回答しました。

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