『カジノ無し』でこそ良い開発になる
横浜市の港湾運送業者でつくる横浜港運協会(藤木幸夫会長)は3月14日、ギャンブル依存症問題を考える公開勉強会を市内で開きました。日本共産党からは、はたの君枝衆院議員、あらき由美子党市議団団長らが参加しました。
横浜は横浜市民で守りましょう…藤木会長が訴え
藤木氏はあいさつで、市内の山下ふ頭へのカジノ誘致構想について、「いやなものはやらない」「山下ふ頭を国際金融マフィアに渡してはならない」と強く反対しました。藤木氏は「(山下ふ頭再開発の)マスタープランにカジノが入らなければいい。もしカジノのある建物ができたら、おれたちが『蜘蛛巣(くものす城)』をやるから」と、映画を例に、強く抵抗する意志を表明。「横浜は横浜市民で守りましょう」と訴えました。
勉強会には約600人が参加。日本社会病理学会前会長の横山實国学院大学名誉教授は講演で「国際カジノ企業が進出することで日本は亡国への道を歩むことになる」と強調。同協会常務理事の水上裕之氏は「山下ふ頭は港湾人の聖地。カジノ無しでこそ良い開発ができる」と述べました。
あらき団長は「勉強会に参加し、ますます、横浜にカジノは要らないと強く思う。絶対に作らせない」と決意を述べました。
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